家の荷物をまるごと移動させるにしても、家具や電化製品を新しくそろえるにしても、何かと引っ越しには費用がかかりますね。
すべて揃えようとすると、どれだけでも費用が膨らんでいくように思えます。それで、なるべく費用をかけずに引っ越したいところです。
引っ越しでは、予算を取り分けることも大変なことです。
たいていの場合は、予算が限られていますね。
今回は、新しい家の準備にかける費用、荷物を移動させるのにかかる費用など、引っ越しで節約できる方法をいくつか考えていきましょう。
引っ越す前に
引っ越しでは、手続きが多いので、段取り良く進めていきたいですね。
春の時期など、引っ越しの多いシーズンは、早めに予約するのがおすすめです。
また、一括見積もりなどを利用すると、条件に合った引っ越し業者を見つけやすいです。
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大家さんあるいは不動産仲介の事務所に早めに連絡する
契約内容にもよりますが、1ヶ月以上前に退去の意向を伝える必要のあるところが多いです。
1ヶ月以内に引っ越すとしても、その月の末までは家賃を払う必要があったりするので、大家さんには早めに連絡しましょう。
早めに連絡すると、余分な家賃を払わずに済むことが多いです。
親切なところだと、最後の月を日割り計算にしてくれるところがあります。
新しく家を借りる際には、よく契約内容に目を通して、確認しておきましょう。また、あとで後悔しないように、できるだけ先に物件を見せてもらうなどして、慎重に決めるといいと思います。
荷物を少なくする
荷物を運ぶまでの準備期間に、荷物を減らすと、引っ越し料金を抑えるのに役立ちます。不要なものがないか見直してみましょう。
【荷物を減らすメリット】
・ 荷物の量が少ない方が、安いプランを選べる
・ 荷づくりも、運ぶのも、荷ほどきもラクになる
・ 自分たちの車だけで運べるようになることもある
・ 何が家にあるか管理しやすい
・ 部屋の見た目もスッキリする
引っ越しの料金は、荷物の量で変わってきますので、荷物が少ない方が安くすみますし、荷作りも運ぶ手間も楽になります。
※ 荷造りについての記事
また、荷物が少なくなると、自分たちの車やレンタカーなどで運びやすくなるかもしれませんね!
大物家具や電化製品の数、段ボールの数の目安で業者さんの料金表が作られています。
あらかじめ荷物を整理しておけば、予定している引っ越しトラックの大きさに収まる量にするのに慌てなくて良くなりますね!
家族の人数によって、一般的な荷物の量がありますが、引っ越しの多い予定のある場合は、立派過ぎない、大き過ぎない家具のほうが費用は抑えられます。
※ 家具についての関連記事
もう使わなくなったものを上手に処分できれば、家にある荷物を少なくできます。
処分の際には、本や衣類などの買取サービスなどを利用するのもいい方法ですね。
(関連して、「どんどん増える本、雑誌、教科書類の処分の仕方」の記事もどうぞ。)
一括見積もりを利用する
一括見積もりを依頼すると、一社だけで決めるよりもいいプランの業者さんを見つけやすいです。
引っ越すこと、大まかな日にちが決まったら、見積もりをしてもらいましょう。
以前の引っ越しの時には、一括見積もりのあと、3社ほどの引っ越し屋さんと連絡を取りました。
全部の業社さんの条件を細かく聞くと余計に決まらなくなることもあるので、良さそうなところをいくつか限定して、よく考えるといいと思います。
業社さんが決まると、引っ越しの予定をより具体的に立てていけるようになります。
※ 見積もりの関連記事
自分たちで運ぶ
単身の引っ越し、あるいは移動先が近所であれば、家族や友人たちの力を借りて、荷物を自分たちで運ぶこともできます。
自宅の車を使ったり、小さめのトラックだけ借りたりして、自分たちで積み下ろしもするという方法です。
(関連して、「レンタカーで引っ越しするときのコツは?」の記事もどうぞ。)
メリット
・ 何日かに分けて、少しずつ運んで新しい家を準備することもできるので、融通がききやすいです。一度にドンと引っ越すよりも、慌ただしさが少し軽減されます。
・ 荷造りが終わったものを少しずつ運んでいけると、引っ越し前の部屋を広く使えます。
・ トラックを借りるなどして、1日で一度に荷物を運んでしまうこともできます。
荷物がとくに多くなかったり、大きすぎたり重すぎるものがなければ、自分たちで運ぶとかなり節約できますよ。
デメリット
特に、自家用車で運ぶ場合、何度も往復するという手間はかかります。
また、大きな家具や電化製品は運ぶのが難しいです。家の壁や、家具を傷つけないように、段ボールや布で包む、床に布を敷くなどして気をつけて運びます。
一度にまとめて運ぶか、何日かに分けて運ぶかは、一長一短です。
何日にも分けると、長く引っ越し作業が必要で疲れるという意見もありますし、一度に運んで手続きも済ませられるようにその1日に日にちを間に合わせるのにストレスがかかるという人もいます。
いずれにしても、引っ越しは大変です。
※ 関連記事
大きなものだけ引っ越し業社さんに依頼する
例えば、冷蔵庫と洗濯機、食器棚だけとか、「大物だけ運んでもらう」という方法もあります。
家具の縦、横、奥行きの長さや、運んでもらう物の数によって料金が決まっています。
全部まるごと運んでもらうよりも費用を抑えられますよ。
ただし、全部移動させる場合と両方見積もってもらって、あまり大きく値段に差がなければ、全部運んでもらったほうが、引っ越しが一度で終わってラクだと思います。
引っ越しの時に
これからそろえるものを新居に届くように注文する
冷蔵庫など大きなものなどを新しく買う場合、新しい家に届くようにすれば、移動の荷物を減らせるのでおすすめです。
※ 新居の準備の記事
最低限必要なものからそろえていくと、予算内に抑えやすくなります。
新居に届く時には、玄関に表札などで名前がわかるようにしてほしいと言われることもあります。また、日時を指定するなら、確実に受け取れる日に計画するといいですね!
(関連して、「玄関の表札は出したほうが良い?」の記事もどうぞ。)
まとめ
引っ越しの日に、風邪をひいたり、無理をして腰を痛めたりしないよう、安全に注意しましょう。
引っ越しは一大イベントですので、無事に引っ越しができるといいですね。
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