引っ越して住所が変わると、最寄りの警察署や運転免許センターで、運転免許証の裏面(備考欄)に新しい住所を印字してもらえることになっています。
運転免許証は、身分証明書としてさまざまな場面で使えますし、最新の住所にしておかなくてはいけませんね。
先日、警察署で住所変更してもらおうと思ったら、裏面の空欄がなくなっていたので、結局運転免許センターに行って再発行してもらうことになりました。
都道府県によって、裏面がいっぱいになった時の対応が違うそうです。
裏に紙を継ぎ足してくれるところと、免許センターで新しく作り直すところとに分かれるようです。
今回は、何度も引っ越したり、他の理由などで裏面(備考欄)が埋まっていて書ききれなくなってしまった場合について、書きたいと思います。
免許証の裏に記載される事項
住所変更したときには、新しい住所が記載されます。
その他の記載事項の変更などの手続きをするたびに、裏面にも変更があったことが記載されます。
また、海外でも運転できるように、国外運転免許証(国際免許証)を作成してもらった場合には、発行した番号が記載されます。
国際免許証の期限が、1年間あるいはそれ未満の運転免許証の有効期限であれば切れるまで、ということになっているので、何度も発行してもらうと、その度に裏面に記載されます。
免許証の住所変更に必要なもの(2019年6月時点)
【戸籍や氏名の変更がある場合】
・戸籍の入った住民票(返却されない)
・運転免許証
【住所のみの変更の場合】
・住民票(返却される)
・運転免許証
ということになっていました。転入手続きをする際には、住民票を忘れずにもらってくるようにしましょう。
備考欄(裏面)は5行しかない
運転免許証の期限は、最大5年間なので、有効期限内に1度引っ越しするくらいでは空欄に余裕があります。
住所が短ければ、2度引っ越しても、裏面の5行以内に収まりそうです。
アパートやマンションに引っ越すと、マンション名も記載されるので、どうしても住所が長くなってしまいます。
戸建てであれば2行で収まりそうですが、マンションだと3行。
「マンション名を入れますか?」
と質問されたので、アパート・マンション名を省略することもできそうです。
住所が長いと、早く備考欄が埋まってしまいますね。
また、国際免許の場合、有効期限が最大1年なので、5年間毎年取得すると、備考欄がいっぱいになります。さらに、途中で住所が変わると、書ききれなくなるかもしれません。
運転免許証センターによって、一つの記載に1行ずつ使う場合と、余白の部分を節約するために、横につめて続きを記載してくれる場合があります。
小さめの印字で詰めて記載してもらえると、再発行までしなくて済むかもしれませんね。
臓器提供の意思表示欄が半分を占めている
裏面の備考欄を増やしてほしい!
と思うのですが、免許証裏面の下半分は、臓器提供に関する記載欄です。
健康保険証の裏についているものと、同じです。
もし、交通事故があった場合、重症で臓器提供するかどうかという場面になることもあり得るので、運転免許証についているのでしょうね。
運転免許センターに行ったら、どちらにも対応できる
もし、運転免許証の裏面がいっぱいになっていることに気がついたら、住所変更したい都道府県が裏面の紙を継ぎ足してくれるかどうかは確実ではないので、警察署に行くよりも、運転免許センターに最初から行くと、一度で手続きを完了できます。
費用は?
備考欄に書ききれなくなったため、写真を運転免許センターで撮影し直して、再発行してもらいましたが、そのための費用はかかりませんでした。(2019年6月時点)
まとめ
引っ越しは、運転免許証の有効期限のうちで1回もしくは2回以内にしておきたいものだと思いました。
結局、引っ越し先では、裏面がいっぱいになると、再交付になりました。
裏がいっぱいになると、紙が継ぎ足される、という話を聞いたことがあったのですが、結局どんな感じになるのかは確認できなかったです。
どんな風に継ぎ足されるのか、見てみたかった気もしますが、身分証明などに使うときには、ごちゃごちゃと記入されているよりも、再交付してもらったほうが、見た目がすっきりしていてスマートな感じがします。
免許センターが家から近ければ、対応しやすいですね。
先に警察署に行って、
「あーっ、すみません。ここでは記入欄が足りなくてできません。」
と言われてから運転免許センターに行くのは、ちょっと面倒ですね。
引っ越しすると、いろいろと手間がかかります。
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