雨の日の洗濯物の乾かし方

雨 洗濯
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夏の晴れた日は、驚くほど早く洗濯物が乾きますが、梅雨時の雨の日は信じられないくらい乾きにくいですね。

乾くのに時間がかかると、洗濯物に生乾きの臭いがしやすくなったり、部屋干しで部屋に湿気がたまりやすくなります。

今回は、雨の日に洗濯物を乾かすときにできることについて書きたいと思います。

脱水を長めにする

脱水
脱水

脱水時間を長くして、余分な水分を衣類からたくさん飛ばすことで、その後干してから乾くまでが早くなります。

最近、脱水時間を3分から4分へと長くしてみたら、雨の日の室内干しの洗濯物の乾きが早くなりました。たった脱水時間1分の差でもかなり違いがありました。(洗濯機の機種によって、脱水の強さやかかる時間に差があります。)

これならもっと早く気がついて、脱水時間を少し長くすればよかったな、と思いました。

全自動洗濯機の標準コースで洗濯しているなら、わりと長めの脱水になっていますが、自分で普段脱水を短めにしている人は、雨の日には脱水を長めに設定(4分以上)するのがおすすめです。

雨に当たらないところや部屋に干す

ベランダ

雨に濡れないように干すのは当たり前だと思われるかもしれませんが、けっこう重要です。

「多少の雨にぬれても、天気が良くなってからならあっという間に水分を飛ばせるから大丈夫ではないか?」

という思いがあって、ベランダに放置しておいたことがありますが、せっかく乾きかけていたのに、また雨の水分を吸ってしまって、余計に乾くのが遅くなってしまいました。

ベランダにひさしがついていたら、小降りの雨程度ならば雨がかからないのでベランダに干したままでも大丈夫なこともありますが、中〜大降りの雨になったら部屋干しが良いと思います。

もし雨にぬれてしまったら、少し手間はかかりますが、もう一度脱水してから干した方が早く乾いたりしますよ。

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風通しの良いところに干す

同じような温度や湿度でも、風通しが良い方が早く乾きます

窓を開けて風を通したり、扇風機で風を当てると乾きやすいです。

風が通りやすいように、衣類と衣類の間隔を開けて干すようにすると良いですよ。

また、部屋の隅よりは、壁や家具から離れた部屋の真ん中の位置の方が湿気がこもらずに乾きやすいです。

除湿する

洗濯物が乾きやすいかどうかは、気温よりも湿度の影響が大きいです。それで、乾燥した冬の日よりも気温が高いけれど梅雨の雨の日の方が乾きにくくなったりします。

湿気をとる方法

・エアコンをかける

・除湿機をつける

・凍ったペットボトルを置く

・くしゃくしゃにした新聞紙を近くに置く

など

もしエアコンがあるなら、エアコンを使うのが比較的簡単です。「通常モード」で、ドライ設定にしなくても除湿効果がありますよ。

エアコンのない部屋でも、除湿するアイデアはいくつかあります。トレーの上に凍ったペットボトルを置いて空気中の水分を集める方法も気に入っていますが、あまりにも湿気が多いときには除湿機にはかないません。

凍ったペットボトルで取れる水はせいぜい100ml取れるかどうかですが、除湿機であれば数時間でタンクいっぱいになり、1日に何リットルも除湿できる能力を持っています(もちろん、機種によっても多少差があります)。

また、凍ったペットボトルは、温度差を利用して水滴を集めるので、気温の低い冬には効果が薄くなってしまいます。

とはいえ、家にあるものの中で、少しでも湿気を取りたいときに、凍ったペットボトルや新聞紙で水分を集める方法も、多少効果がありますよ。

除湿機

雨の多い地域ならば、エアコンや除湿機があると便利だと思います。あるいは、晴れた日のみ自宅で洗濯して、乾きにくい日にはコインランドリーを利用したり、衣類乾燥機を使ったりすることもできるかもしれませんね。

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衣類乾燥機を使う

衣類乾燥機があれば、どんなに雨の日でも乾かすことができますね。

また、忙しくて天気の良い日を選んで洗濯することができない場合にも、乾燥機があると便利です。

コインランドリーを利用する

コインランドリーを上手に活用すれば、家電を増やさなくても良いですね。

どうしても乾かない日は、一年の中でもそれほど多くないのかもしれません。

よく見てみると、近所にコインランドリーがあるかもしれませんね。いざというときに使えるように、どこにあるか確認しておくと安心です。

汚れをしっかり落とす

「洗濯物から嫌な臭いがしない」と、けっこう嬉しいものです。

とくに、乾くのに時間がかかったり、太陽からの紫外線に当たらないと雑菌が繁殖して臭いやすくなります。

すすぎ1回を2回にしてみたり、残り湯での洗濯をやめてみると、臭いにくくなることもあります。

汚れがよく落ちていると、雑菌が増えにくくなりますよ。少しコツが要りますが、洗濯石鹸を使って洗ったら、予想以上に汚れ落ちが良かったです。

粉石けん

石けんは、よく泡だてて使うと失敗しにくいようです。洗濯物を入れる前に洗濯機に水と粉石けんを入れて、数分回しておくと、石けんがしっかり溶けやすいです。合成洗剤よりも一回に使う量が多く感じますが、量を減らさないで、規定量を守って使う方がうまく仕上がります。最初は、液体石けんのほうが溶けやすいので使いやすいです。

梅雨時にも使っていますが、漂白剤などを入れなくても生乾きのニオイがほぼ出ないので気に入っています。

液体石けん

粉石けんに比べると割高になりますが、液体タイプなので、溶け残りを心配せずに、普通の洗剤のように衣類と一緒に入れて洗濯できます。肌への刺激が少なく、自然なふんわりとした仕上がりになると思います。

ときには漂白剤を使う

一度衣類が臭いだすと、普通に洗濯しても臭いが取れにくくなります。

気になる衣類は、漂白剤につけると良いかもしれません。

酸素系漂白剤は、色柄物にも使えるのでおすすめです。

洗濯槽をきれいにする

洗濯物が臭うときには、洗濯槽の裏に、カビや雑菌が増えていることもあります。

しばらく洗濯槽の掃除をしていないなら、一度洗濯槽のクリーニングをしてみると良いかもしれませんよ。

たくさん汚れが取れると気持ちもすっきりします。

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まとめ

雨の日には洗濯物が乾きにくいですが、脱水時間を長くしたり、風通しを良くしたり、除湿したりすると、少し乾くのが早くなります。

部屋で乾きにくいな、と感じたら部屋の湿度を確認してみると、湿度が上がっていることがよくあります。部屋に湿度計を置いておくと、除湿が必要かどうかの目安になります。

(関連:部屋に温湿度計があると便利

また、コインランドリーを利用したり、場合によっては衣類乾燥機を使うのも良いかもしれませんね。

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