アパートやマンションに住むときに、「何階がいいかな〜」と迷うことがあります。もし選べるとしたら、住みやすい階にして、あとから後悔したくないですね。
好みは人によって違うかもしれませんが、何階あたりが住みやすいのでしょうか?
上の階まで上り下りするのが大変だけど、見晴らしが良かったり、どのフロアも一長一短であることも多いので、決めにくいこともあります。
今回は、何階あたりが住みやすいか、書いてみたいと思います。
1階の住みやすさは?
1階も決して悪いことばかりではありません。特に、階段やエレベーターの上り下りをしなくて良いので、体力的に負担が少ないです。
ただし、近所に建物が隣接していて、いつも日陰になっているような感じだと、もう少し上の階のほうがおすすめです。
寒がりの人は、上の階のほうが温かいと思います。
また、防犯のことを考えると、一人暮らしだったりするなら、2階以上にしたいと思う人も多いです。
【1階の良いところ】
・階段やエレベーターの上り下りも必要なく、何か出かけるときに忘れ物をしても取りに帰りやすいです。
・ また、夏の時期には1階の方が涼しいことが多いです。
(関連:「北側と南側の部屋の温度はかなり違う」、「冬に家で暖かく過ごすコツ」)
・ それより下の階がないので、床をバタバタしても、足音や騒音を出してクレームが来るのを気にせずに過ごすことができます。
・ 高いところが苦手な人は、ベランダに出ても怖く感じることはありません。
・ 上の階のように見晴らしが良くないという理由などから、マンションなどでは下の階のほうが家賃や物件価格が安くなっていることもあります。
【1階のイマイチなところ】
・ 冬場に床の方から冷えを感じやすいです。
・ アリや蚊が入って来やすいこともあります。
・ 見晴らしはあまり良くないです。
・ 近くにある建物によっては、日当たりが良くないことがあります。
・ ベランダなどから泥棒に狙われやすいこともあります。
ベランダの日当たりや防犯対策も合わせて考えたいですね。
(関連して、「ベランダに洗濯物が干せるか気になってしまう」の記事もどうぞ。)
2〜4階(中間の階)の住みやすさ
もちろん好みもありますが、おすすめの高さです。
また、何階建てのアパートかにもよって、雰囲気が変わってきます。
高いところが苦手な人でも、2〜4階くらいの高さなら大丈夫だと感じる人も多いです。洗濯物を干したりするたびにベランダに出る予定があるなら、こわく感じない高さを選んだほうが良いと思います。
実際に、物件を見せてもらって決めると良いでしょう。
【2〜4階の良いところ】
・ 低すぎず、高すぎなくてちょうどいい。
【2〜4階のイマイチなところ】
・ 上にも下にも人が住んでいると、上からの音が気になったり、下の人に床の音を響かせないように気をつける必要があること。
関連記事 フローリングの床の騒音対策
・ エレベーターがない物件では、荷物が多いときに階段で上り下りをするのが大変なことがあります。
5階以上(中間の階)
高いところが苦手ではなければ、住みやすいと思います。
見晴らしや日当たりが良くなります。
5階以上の建物では、ほとんどエレベーターが付いていると思いますが、物件選びの際にはエレベーターがあるか確認しておきましょう。
関連記事 物件選びのポイントー部屋の条件
最上階
【上層階の良いところ】
・ 遠くのほうまで見渡せたり、陽当たりが良いところです。
・ また、蚊やゴキブリやアリなどが入って来にくいです。
【上層階の大変なところ】
・ 忘れ物をして取りに帰るときに、また上まで上がる必要があり、意外と上の階にたどり着くまでに時間がかかります。
・ ベランダから洗濯物やふとんなどが飛んでいったりすると、下の人に危険があるので、注意が必要です。
・ 高所恐怖症の人は、あまり向いていないと思います。
・ 構造のしっかりしたマンショでは気にならないかもしれませんが、2〜4階建てくらいのアパートでは、最上階のほうが夏場は暑くなることが多いです。
まとめ
どちらかというと、上のほうの階に人気がありますが、陽当たりに問題なければ、中間のあたりが住みやすいと思います。
・ エレベーターがついているか?
・ 高いところが苦手ではないか?
・ 防犯面で大丈夫そうか?
などの要素から考えると良いかもしれませんね。無理のない高さに住むのをおすすめします。
ただし、細かな点については、住んでしまえば慣れて気にならなくなることもありますし、すべて完璧な条件をそろえるのは難しいことが多いです。
良い部屋が見つかるといいですね!
※ 関連記事
コメント