カビが生えやすい条件や時期はいつ?

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梅雨の時期や、雨や雪の多い季節は、ジメジメしてどうしても湿気がたまってしまいがちですね。

住まいで、気をつけたいことのひとつは、カビかもしれません。カビが生えると、その場所を傷めてしまいますし、健康にも良くないからです。

部屋探しで、実際に物件を見せてもらうときに、カビのにおいが気になったら、慎重に選んだほうがいいと思います。カビそのものは見えなくても、においで気がつくこともありますね。

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また、初めはカビがなくても、油断すると生えてしまうことがあるので要注意です。

カビ菌の一つ一つは目に見えませんが、根付いてしまうと、どんどん広がり、取りにくくなってしまいます。

カビが生えていることに気がつくころには、ワッと増殖しまっていることが多いのではないでしょうか?

今回は、カビの生えやすい時期や環境などについてまとめてみたいと思います。

カビの好きな環境

水道
水道

カビの好む環境がそろったところに、カビが生えやすくなります。

新しく引っ越す前に、物件をよく見て、カビのニオイがしないか、風通しや日当たりなどの条件も見ておくと良いでしょう。

(関連して、「物件選びのポイントー部屋の条件」の記事もどうぞ。)

また、どんな家にも、カビが生えやすいポイントがありますので、そのような場所を重点的に気をつけると、効果が出やすいですよ。

① 水分

カビは、水分を好みます。それで、水を使う風呂場や洗面所、洗濯機、台所などに生えやすいです。これらの水まわりは、一年中水分があるので、常にカビには注意が必要です。

また、湿気があって外気との気温差があると窓や壁などに結露がつくなら、そういった水分も好み、窓や壁、近くにあるカーテンなどもカビやすいです。結露による水分が出るのは、冬の時期が多いと思います。

そして、見つけにくいですが、クーラーの中も水滴が残っていてカビが生えることがよくあります。

夏の時期にエアコンをよく使うので、カビのにおいやカビ菌が部屋に広がらないように、気をつけたいですね!

② 温度

暖かいほうがカビの増殖が早まります。それで、梅雨時期には、雨が多くて湿気もあり、そこそこ温かいので、カビの好きな季節になってしまいます。

また、冬でも部屋の中や風呂場などは温かいので、寒い季節ではあっても、カビに用心が必要です。

日本海側など、冬場に湿気の多い地域では、カビやすいです。

③ 空気の通りの悪いところ

閉め切った環境だと、カビが定着しやすくなります。

風呂場や、冬は寒いから換気をあまりしないという部屋などは、カビの好きな条件になってしまいます。

増え始めると、勢いよく増えてしまいます。カビがひどいとますます掃除したくなって放置したくなるので、悪循環ですね。

カビの多い時期

梅雨時期

梅雨の時期は、雨が多くて湿気があり、気温もちょうど温かくて、カビの生えやすい条件が整っています。

洗濯物も、気温が高いわりに、湿気が多いので乾くのが遅く、洗濯物がにおいやすくなります。ニオイの原因は、雑菌やカビなどです。

それで、洗濯槽のクリーニングなどをするなら、この梅雨時期が一番おススメです。

洗濯物がニオイにくくなります。

(関連して、「おすすめの無香料洗剤は?」の記事もどうぞ。)

また、風呂場もカビやすくなるので、風通しを良くしたり、カビの小さな点を見つけたら早めにざっと掃除をして取っておくと、後でカビが濃くなってから取るよりもら労力を減らせます。

そして、夏場にクーラーを使い始めるのに備えて、フィルターを掃除しておくと、きれいな空気でクーラーを効かすことができますね!

取り外せるフィルターは、簡単に掃除できますが、さらに内部はエアコン用の洗浄液などを使ってそうじします。よくわからない場合には、プロに頼むのも良いと思います。

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風通しのいい浴室はカビにくい

結露
結露

次に用心したいのが、冬の時期です。

日本海側と太平洋側では、冬場の湿度に違いがあると思います。

とくに日本海側では、冬場に雪が降ったりすると、湿気が多くなるので、窓や壁などに結露がつきやすく、カビが生えることがあります。

また、室内では暖房をして温かくしていて、寒いので換気の回数が少なくなってしまいがちなので、冬場で寒くても、カビの好む条件が結構そろっています。

結露を取ったり、部屋の換気をするようにして、対策できると良いと思います。

また、特に湿気の多い地域では、除湿機をかけるのが実際的だと思います。

毎日、たくさんの水分が取れるのでびっくりします!

プラズマクラスター機能がついている除湿機もあるので、おすすめです。

除湿機

冬の結露などの湿気対策としてだけでなく、部屋干しのときに乾燥を早めるのにも使えます。

太平洋側の地域での冬場では、乾燥対策で加湿器をつける家庭も多いと思いますので、地域によって、対策が変わってきますね!

雪の多い地域は、湿度が高くなりやすいです。雪の対策はちょっと面倒でも、雪が積もると困るので、しておいたほうがいいですよ。

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カーテン
カーテン

風呂場などは、年中気をつける必要があると思います。

また、気候の良いときは、カーテンを洗うなどして、カビを取っておくチャンスです。タイミングを見て、一年に一回は、カーテンを洗えると、かなりカビ対策になるのではないかと思います。

合わせて、窓や網戸も拭いておくとさらに良いですね!

(関連:カーテンの洗い方のコツは?洗うと部屋がすっきりするよ!

できれば、エアコンの中も、フィルターのホコリを定期的に取るなどしておくと、カビにくくなりますし、省エネ対策になります。

クーラーは止めた後しばらく送風にしておくと、内部が乾燥してカビにくくなるそうです。

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まとめ

以上が、カビの生えやすい時期についてでした。

物件を探す時には、カビのにおいや湿気が溜まりやすそうかなども合わせて見て判断すると良いかもしれませんね。

風通しを良くして湿気対策をし、カビが増えてしまう前に掃除して取り除けると、だいぶ過ごしやすくなると思います。

具体的なカビ対策については、こちらの記事もどうぞ。快適な住まいを目指したいですね!ー

※ 参考記事

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