お風呂のカビ取りは、なかなか手ごわく、できればカビが生えないように事前に防ぎたいですね。
それで、もし引っ越すのであれば、家探しのときには、お風呂場に換気窓があるか、あるいは換気扇があるかを見るようにしています。
浴室は、とくにカビが生えやすい場所だからです。
見取り図、あるいは実際に部屋を見せてもらう時に、浴室の位置や、換気扇があるかチェックしてみましょう。
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体を洗いたいのに、カビがあると、なんだか気持ちが晴れません。また、壁や床がヌルヌルすると、気になります。
きれいな浴室を使えると、毎日の疲れもとれやすくなるものです。
それで、家のカビ対策は、まずお風呂場からがおすすめです。
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風呂場の窓vs換気扇
できるだけ換気用の小窓があった方が、カビにくいです。
カビは、乾燥に弱いので、窓や換気扇などで浴室の空気を入れ替えて、湿気がこもらないようにすると、カビが生えにくくなります。
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窓がついているほうが、一度に空気の入れ替えがしやすいです。また、換気扇のようにモーターを回すための電力も必要ないですし、タイマーで切れることもないので、風通しの良い状態を保ちやすいでしょう。
防犯を考えると、浴室の小窓は大丈夫?
ただし、小窓は防犯面で心配な場合もあります。
マンションやアパートの構造上、小窓の横を人がよく通るとなると、いつも小窓を開けておけないかもしれません。
それで、ある程度は、窓のガラスに目隠し用のシートを貼ったり、網戸を貼ったりして対策することもできます。
小窓の設計上、空気の換気はできるけれど、人が入れる幅まで開かなかったり、窓に柵などがついていて、侵入できないようになっていることがほとんどです。
それで、風呂場を使うときにきちんと窓を閉めれば大丈夫なことが多いですが、一人暮らしだったり、治安の面で心配があるならば、共用通路に浴室の小窓のない物件を探したほうがいいかもしれません。
このように、防犯面などの理由で、浴室に小窓のない物件のほうがいいこともあるようですね!
浴室換気扇の使い方
しっかり乾燥するまで、換気扇をつけっぱなしでいいと思います。
また、浴室の入り口のドアを使わないときには開けておくと、風が通りやすいです。
他の部屋に多少湿気は来ますが、浴室がカビだらけになるよりは良いでしょう。
換気のために、家全体によく風を通すと、気持ちがいいですよ。
扇風機を併用できる
備え付けの換気扇の力が弱いこともあります。
そんなときは、夏に限らず、浴室に向けて扇風機で風を当てると、空気が入れ替わって湿気を取ることができます。
扇風機は、移動できるところが長所で、他にも、押入れなどの湿気を取ったり、焼肉のあとの煙たいいい匂いなどを部屋から追い出すのにも使えます。
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また、部屋の空気を混ぜるために、冷暖房と併用すると、効率よく部屋の温度を調節することもできるようです。
一台扇風機があると、何かと便利ですね。
使用後に、壁や床の水切りをする
どれだけ湿気や水分を残さないかが、カビ対策において重要です。
【水切りワイパー】
浴室の壁や床の水切りに使えます。水滴を残さないようにすると、カビが生えにくく、お風呂掃除が楽になりますよ。
毎回、水切りワイパーやタオルなどで、壁や床に残った水滴を取っておくと、カビが生えにくくなります。
これは、換気扇を強化するよりも効果的です。水切りワイパーがなくても、雑巾やタオルで水滴を拭き取るだけで、抜群の効果があります!!
慣れないうちは、この作業がちょっと面倒ですが、しだいに慣れてそれほど苦にならなくなります。
浴室が汚れにくくなって、掃除も楽になりますよ。
浴室にカビが生えてくると、取るのが大変になるので、ワイパーなどでささっと、浴室の床や壁の水滴除去をしておくといいですね!
浴槽のフタを使う
湯船にお湯を入れるとき、一人目が上がってから次の人が入るまでの間などに、お風呂にフタをすると、湯気を多少抑えることができます。
湯気は、他の部屋にも流れていってしまうので、風呂のふたをすると、家全体の湿気対策にもなります。
また、お湯の温度も下がりにくくなりますし、お風呂のフタはあると便利だと思います。
(関連して、「風呂のフタはあったほうがいい理由」、「風呂場で浴槽のふたは必要あるか?」の記事もどうぞ。)
汚れが溜まる前にお風呂そうじを
また、ヌルヌル汚れが増える前に、お風呂そうじすると効果的です。
セスキスプレーは、ヌメる汚れをスッキリさせやすいので使いやすいと思います。
排水溝の汚れもツルっとしますよ。直接触らなくて良いように、ゴム手袋などをして掃除するのがおすすめです。
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まとめ
以上が、浴室のカビ対策でした。
風通しを良くして、水切りをしっかりするとかなり効果があります!
カビが生えてしまってもあきらめずに、そうじして、あまり増殖させないように気をつけましょうね。
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