新しく家の備品をそろえるときに、お風呂のふたは必要かどうか、考え直す機会にもなりますね。
実際に、浴槽のフタをなしで過ごしてみると、見た目もシンプルですし、風呂場の掃除も簡単になりました。
ずっとフタがあるのが当たり前だと思っていましたが、シャワーで済ますことが多かったりすると、フタなしでも困らないかもしれませんね。
家族と住んでいてお風呂を利用するなら、お湯の温度が下がらないようにフタをできると便利ですが、一人暮らしだったり、2、3人だったとしても続けてお風呂を使えば、風呂のフタがなくてもやっていける場合もあります。
今回は、浴槽のふたについて書きたいと思います。
浴槽のふたは何のために必要か?
・湯船にたまったお湯の温度を下げないため(ガスの節約)
・湯気がどんどん出てくるのを防ぐため(湿気・カビ対策)
大きく分けると、追い焚きをしたり、お湯を足したりするためのエネルギーを節約することと、湯気がこもって浴室がカビるのを予防するという狙いがあります。
フタをせずに放置しておくと、浴室や脱衣所に湿気がこもりやすく、カビが発生しやすくなるので、家の中を清潔で快適に過ごすためには、気をつけなければいけない点ですね。
どんなときにフタを使うか考えてみよう
・次にお風呂に入る人のため(複数の人で利用し、時間差があるとき)
・翌朝、お風呂の残り湯を洗濯に使うために取っておきたいとき
・災害や断水に備えて、お風呂にお水を張っておき、フタもしておきたいとき
たいていは、上記のような理由でお風呂のお湯をそのままにしておくかもしれません。もし、よく当てはまるのであれば、浴槽用のフタを利用したほうがいいでしょう。
しかし、ほとんど当てはまらず、お風呂のお湯を一定の時間だけ残しておく理由が見つからない場合には、フタを使うことなく、翌朝までもお湯を取っておく必要がないこともありますね。
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フタがカビたりヌルヌルしないようにする工夫
お風呂のフタの弱点といえば、
・カビがつくこと
・フタを置く場所に困る
ことがあります。
特に、フタにカビがつかないようにするためには、こまめに掃除することも必要になってくるでしょう。
もし、フタを使うならば、、パネルタイプにすると、表面がツルツルしていて凹凸がほぼないので、カビがつきにくくて、掃除もしやすいです。
シャッタータイプよりパネルタイプの方が値段が高いので、予算に合わせて選ぶと良いと思います。
フタなしで利用するなら、湿気対策も忘れずにしよう
風呂場に蓋をなくせば、すっきりとシンプルに使えますが、湯気の対策は絶対にしておいた方がいいです。
しばらくお湯を抜かずに放置したままにしてしまうと、湿気と水滴がそこらじゅうについてしまっって、カビが生えやすくなってしまうからです。
浴室の扉を閉めたり、換気扇を回したり、浴室についた水滴をスクイザーでかき取ったりするなど、なるべく湿気をそのままにしておかないことが大切です。
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フタはなくて大丈夫なの?
1人や2人暮らしの場合、また、シャワーで済ますことが多い人などは特に、浴槽のふたはなくても過ごせると思います。
元々、物件を借りる場合、風呂釜のフタはついていないことがほとんどですので、必須のものではありません。
ただし、お湯を使った後は、壁についた水滴をスクイザーなどでかき取ったり、拭きとったり、換気扇を回すか風呂場の窓を開けて換気をよくするなどして、湿気をこもらせないための対策は絶対にしたほうがおすすめです。
フタの種類は、ツルッとしたパネルタイプのものがお手入れしやすいです。ただし、一般的なジャバラ(シャッター)タイプに比べて値段が高めです。
シャッタータイプでも、抗菌仕様のものが多いので、使用後によく水を切るようにして使えば、すぐにカビが生えたりはしないです。フタとして、十分しっかり役立ちます。
まとめ
風呂のフタについてしまったカビ汚れがなかなか取れないときには、思い切って処分して、フタなしで生活できるか試してみてもいいかもしれませんね。
湯船に浸かることが増えたら、フタはあったほうが良くなると思います。
もし、予算が合えば、パネルタイプがお手入れしやすいですが、ごく一般的なシャッタータイプでも保温効果や、湿気対策がしっかりできますよ。
※ カビ対策についての記事
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