引越しで冷蔵庫を運ぶため、中に入っているものを空にする場合、1週間ほどは余裕をもって減らしていくのがおすすめです。
また、冷蔵庫の電源を切ってしばらくすると、水が出てくるため、冷蔵庫を運ぶ前に水抜きをしたほうが良いと言われています。
機種によっても多少の違いはありますが、水抜きできていないと、運んでいる最中に水がこぼれてしまい、故障や他の荷物に水がかかるなどいろいろなトラブルの元になってしまうでしょう。前日までには、冷蔵庫を空にして電源を切り、水抜きできる時間の余裕をもつといいですよ。
冷蔵庫の中には、思っている以上に物が収納されているので、中を空にするのにも時間がかかります。
「忘れていたけれど、こんな物が出てきた!」
ということはよくあります。生鮮食品などは、ちょうど使いきれるくらいにしておき、余分なストックを引越し前の時期には買わないなどの工夫もできます。
今回は、冷蔵庫を空にするための手順について書いていきたいと思います。
賞味期限切れのものを捨てる
まず、早めにできることとして、賞味期限が切れているのに、まだ冷蔵庫に残っているものを処分することです。
冷蔵庫の奥の方に隠れていることが多いです。
また、ドアのところの収納スペースの隙間にひそかに残っています。
使いかけのわさびやしょうがなどのチューブ、途中まで使ってそのあと忘れられてしまったジャムの瓶や賞味期限の切れたチーズなどです。
合わせて、自分で作ったおかずの残りが出てくることもあります。
後日、温めて食べようと思っていたけれど、結局食べられることなくずっと残ってしまったものです。
「もったいない」という気持ちとの闘い
「まだ食べれるかもしれない」
「食べ物を捨てるのに気がひける」
という気持ちと戦う必要があります。傷んだものを食べて、あとでお腹をこわすほうが大変です。
これまで食べなかったのですから、今後もっと古くなっていくのに食べることはないと思ったほうがよいでしょう。
最後の1週間にすること
冷蔵庫には、調味料やバターやその他、長期保存して置いてあるものがいろいろあります。
最後の1週間は、なるべく長く使うようなものを買わないようにしましょう。
そして、冷蔵庫や冷凍庫に残っているものをできるだけ使いきるようにしていきます。
冷蔵庫の掃除
冷蔵庫の中は意外と汚れています。
いつのまにかおかずの汁がこぼれたり、野菜のクズなどが落ちていたりしているからです。
冷蔵庫を新しい家に運ぶ前に、冷蔵庫内と外をしっかりときれいに拭いておくと、ピカピカになりますよ。
新しい家に引っ越してからも忙しいので、引越しで運ぶ前に、冷蔵庫を空にするついでにきれいに掃除すると、スッキリします。
また、冷蔵庫の外側の一番上は、台所の油やホコリがたまって汚くなっていることが多いですので、これを機に掃除するのがおすすめです。
(関連して、「台所のベタベタ汚れにはセスキが効くよ!」、「引っ越しの時にわかるータンスの裏はホコリがたまっている」の記事もどうぞ。)
【セスキの激落ちくん】
汚れがすっきり落ちますし、界面活性剤や香料などが入っていないので、冷蔵庫の掃除にも向いています。
冷蔵庫の水抜きの方法
冷蔵庫の電源を切ってしばらくすると、水が出てきます。
冷蔵庫下にある受け皿に溜まった水を捨てれば、水抜きが完了します。機種によって、水が溜まる場所や捨て方が異なる場合があるので、説明書の指示にしたがってくださいね。
また、冷凍庫にできた霜が溶けて、水が出ることもあります。
時間に余裕をもって、動かす前日に水抜きできるといいと思います。
水を捨てて、冷蔵庫についている水滴は、タオルでしっかりと拭き取っておきましょう。
引越しで冷蔵庫を持っていくときも、リサイクルショップに引き取ってもらうときも、処分するときも、冷蔵庫を移動させることになるので、水抜きは必要になりますよ。
まとめ
冷蔵庫の中は、ミステリーボックスのようで、奥の方に古いものを発見することが多いです。
一台の冷蔵庫を空にして掃除するのにも意外と時間がかかるので、前もって少しずつ中身を減らして、きれいにしていきたいですね。
冷蔵庫は運ぶのが大変ですが、少し大きめの方が大きなお皿も入ったり、スイカや飲み物を冷やしたりするのにも楽に入るのでおすすめです。
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