クエン酸やグリセリンなどを使って、手作りの柔軟剤を作ることができます。
市販の柔軟剤ほどは柔らかくならないものの、手作り柔軟剤でもタオルや肌着を柔らかくふんわりと仕上げることができます。
今回は、手作り柔軟剤の作り方について書きたいと思います。
材料
【手作り柔軟剤の材料(目安)】 ・クエン酸 大さじ1 ・グリセリン 大さじ1.5 ・水 200ml ・精油(お好みで)
濃度が薄めの配合です。倍くらいの濃さで紹介しているサイトもあります。それほど厳密に設定していなくても失敗は少ないです。
1回の使用量は、10〜20mlくらいです。
とはいえ、あまりにもクエン酸やグリセリンを入れすぎると、仕上がったときにベタつく感じになるそうです。
【クエン酸とグリセリンを使う理由】
グリセリンなしで、クエン酸と水だけでも、柔軟剤として使えます。クエン酸にも、アルカリ性を中和して、衣類をふんわりさせる力があります。
また、グリセリンを使うと静電気が発生しにくくする効果もあるようです。グリセリンは、アルコールの一種で、医療品や食品として使われることもあり、お肌に触れても安心です。
作り方
容器に、材料を入れて、蓋をして振ってしっかり混ぜ合わせます。
クエン酸やグリセリンが溶けて粒が見えなくなればOKです。
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漏斗(ろうと)は紙で手作りもできる
クエン酸などを入れるときに漏斗(ろうと)を使うとこぼれにくくて便利です。
もし、プラスチックなどの漏斗を持っていなくても、自宅にある普通の紙やチラシなどを使っても簡単に手作りできます。
手作り柔軟剤の良さ
【手作りの良さ】 ・ナチュラルな材料で作れる ・無香料にできる ・精油で好みの香りをつけられる
わざわざ手作りで柔軟剤を作る理由として、ナチュラルな材料を使うことができること、好みに合わせて香料なども調節できることなどがあると思います。
例えば、化学物質過敏症の人や、アトピー性皮膚炎の人などの中には、市販の柔軟剤が体質に合わない人もいます。
市販の柔軟剤の人工香料が苦手な人などは、無香料でも作れる手作り柔軟剤が向いていると思います。
とはいえ、手作りの柔軟剤であってもお肌に合わない場合もありますので、異常を感じたら使用をやめるようにしてください。
まとめ
石鹸で洗濯すると、ある程度ふわふわに仕上がりますが、多少ごわつくこともあります。
手作り柔軟剤は、市販のものほど柔らかくならないとはいえ、使った方が柔らかく仕上がりました。
タオルでの水の吸収も良いままですし、グリセリンで静電気を抑える性質を持っているので、それなりに手作り柔軟剤の良さがあると思います。
人工香料が苦手な人にも、手作りにすることで、無香料にしたり、好きな精油の香りにしたり調節できるところが良いと思います。
【グリセリン】
【クエン酸】
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