ジョイントマットは、子どもさんのいる家庭に多いようにも感じられますが、意外と大人用としてもなかなか優れものです。
色合いをナチュラルなものにすると、部屋のインテリアにも合わせやすくなります。
子どもさんの飛びまわって遊ぶ足音対策としてだけでなく、大人の足音も和らぎますし、フローリングの保護や防寒対策にもなります。
冬に、床から底冷えするのが気になるところにジョイントマットを敷いてみたら、足の裏から伝わる体感温度が変わりました。
今回は、ジョイントマットの使い心地について書きたいと思います。
ジョイントマットの購入に何枚必要か計算しよう
普通のカーペットと違って、ジョイントマットは、正方形のパーツを組み合わせて使います。それで、部屋の大きさや使う面積に合わせて、パーツの数を調節しましょう。
組み合わせ方しだいで、いろんな場所で使えるのは利点ですが、中途半端に少ないと、買い足す手間がかかります。
ちょうど使いたい用途を決めて、長さを測ってから注文すると、余分や不足がなくてすみますよ。
部屋全体や半分ほどの大きなスペースに使おうと思うと、けっこうたくさんの量が必要になります。
購入するときには多そうに見えるのでびっくりしますが、床に敷くとぴったりと収まるので大丈夫です。
一枚あたりの大きさが大きめタイプだと、枚数が少なくて済みます。
30cm、45cm、60cmなどの大きさの種類があるので、インターネットなどで注文する際には、長さをしっかり確認しておきましょう。
【大きめタイプ】
クッション性がある
ジョイントマットを使ってみて、独得だと感じたのは、クッション性です。
床にかかる衝撃を吸収して、床に響く音を軽減してくれる防音効果もあります。
子どもだけでなく、大人が転んでも、ジョイントマットの上ならクッションが効いていてあまり痛くないでしょう。また、食器を床に落としてしまった時にも、何も敷いていない時よりも割れたり欠けたりしにくくなります。
また、キッチンで作業しているときなどにも、ジョイントマットにクッション性があるので、足が疲れにくいような気がします。
床のサイズに合わせてカットできる
やわらかくカットしやすい素材なので、部屋の形に合わせて自分でハサミやカッターを使って自在にカットできます。
備え付けだったかのように、ぴったりと床に敷きつめることができますよ。
もしカーペットだったら、ハサミで切るのにもっと力が必要ですし、カットした断面がほつれたりしやすくなるので、ジョイントマットのほうが加工しやすいですね。
また、ジョイントマットはパーツを組み合わせるようにできているので、違う部屋に移動させて使う時にも、カットして形が変わったパーツを捨てて新しくしたり、部屋の長さに合わせてパーツをはめ直すことで、再利用しやすくなります。
端を真っ直ぐにするパーツを組み合わせると、切らなくて良くなります。
汚れを落としやすい
カーペットのような繊維素材ではないので、ジュースやコーヒーをこぼしても、ジョイントマットに染み込むことはありませんし、簡単に水拭きできるので、掃除がしやすいです。
また、繊維ではないので、繊維の間にホコリやダニが入ったりしにくいところも、清潔に保ちやすいでしょう。
また、極端に汚れたりダメージを受けた部分は、パーツを取り外して新しいものと取り替えることができます。
カーペット全体を取り替えるよりもコストがかかりません。
【木目調のジョイントマット】
断熱効果があり、寒い時期にもおすすめ
冬の寒い季節に嬉しいのが、断熱効果です。
ジョイントマットの素材は、床からの冷えを遮断してくれるので、足元からシンシンと冷えるのを防いでくれます。
【例えば】
洗面所や脱衣所のところに敷いたら、寒さが和らぎました。顔を洗ったり、お風呂に入るときにだいぶ楽に感じました。床にぴったり合わせるにはカットしたりする必要はありますが、脱衣所に使うのは結構おすすめです。
ちょうど、防寒グッズの定番であるアルミシートのような働きをしてくれますよ。
アルミシートの上にカーペットを敷くこともできますし、ジョイントマットだけを敷くことでも同じ効果なら、何枚も敷かなくて良い分だけすっきりするかもしれませんね。
ジョイントマットは熱に弱いので、ホットカーペットと一緒に使えません。アルミシートを使ったほうが良いでしょう。
(関連:断熱シート(アルミシート)で床からの冷えを防ぐ効果があるか)
ジョイントマットは、夏でもすっきりしたデザインなので、そのまま年中使えるところも良いかもしれませんね。
【ツートンカラーのジョイントマット】
※ 冬の暖房についての関連記事
防音効果
ジョイントマットの良い点には、防音効果もあります。
フローリングだけだと、足音がマンションやアパートの下の部屋に響きやすいですが、ジョイントマットがあると、音が小さくなります。
子どもさんのいるお家や、室内で犬を飼っているお家などでは、床を走ったりすることが多くなりやすいので、防音効果があると安心だと思います。
また、おもちゃがが散らばったりする時にも、大きな音にならず、床もおもちゃも傷つきにくいですね。
ただし、いくらジョイントマットがあるからと言っても、思い切り飛び跳ねれば、それなりに音もするでしょう。
※ 騒音対策についての記事
デザイン性
ジョイントマットの色合いで、部屋の雰囲気を変えることができます。
木目調や、コルク素材、フローリングと似た色だと自然な感じになりますし、ポップな色にすると、部屋を明るく見せることもできます。
2色を互い違いに組み合わせて模様にすることもできますし、一色で揃えるのもOKです。
【コルク素材のジョイントマット】
まとめ
以上が、ジョイントマットの特徴とおすすめポイントでした。
部屋に合ったマットを敷くと、過ごしやすくなりますよ。
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