引っ越しの荷物をトラックに入れる作業は、引っ越し業者さんにしてもらうことがほとんどかもしれませんが、上手に荷物を積んでいくには、コツがあります。
トラックに積み込むのは決して簡単ではありませんね。
上手に積まないと、たくさんの量が入らないだけでなく、荷物が崩れたり壊れてしまうからです。
素人が何も考えずに始めると、無駄なスペースが空いてしまって、荷物がトラックに入りきらなくなる可能性が高いです。
今回は、トラックへの荷物の積み込みについて書きたいと思います。
重いものを下へ
同じ大きさのダンボール箱があったら、重たい荷物を下のほうに置くと、上に置いた荷物の重みで潰れてしまうのを避けられます。
荷物がぐしゃっと潰れてしまうと、ダンボールの形も斜めになったりして不安定になり、その上に荷物を置きにくくなります。
大きいけれど、軽い荷物と、見た目以上にずっしりと重い荷物があるので、荷物を持ち上げたときに重さを確認して、重い荷物はできるだけ下に、軽い荷物は上に乗せるようにしていくと、良いですね!
隙間をなくす・倒れないように固定する
積み上げた荷物が、移動中の揺れなどによって崩れてこないように、隙間のないように積み込み、最後に荷物を固定するようにします。
もし、軽トラックのように荷台がオープンになっている場合は、ロープなどでしっかり固定することが大切です。
荷物がずれてしまうだけでなく、大きく崩れて、トラックの走行中に荷物を落としてしまったら大変ですね。
荷台に屋根と扉が付いているタイプでも、荷物が倒れたり、上に積んだ荷物が落ちたりしないように、積み込みに工夫が必要です。
向きや大きさをそろえる
同じ種類のダンボールや衣装ケースなどがあったら、できるだけそろえて積んでいくと、キレイに入れやすいです。
形がバラバラだと、隙間を埋めるように組み合わせて入れていくのが少し難しくなるため、コツと積み込む人のセンスが表れます。
大きさのそろったダンボールがあると、積み重ねやすいですが、スーパーやドラッグストアなどでもらってきて、多少不ぞろいでも、きちんとフタと底がガムテープで閉じられているなら、問題なく引っ越しできますよ。
※ 引越しの道具をそろえる記事
ダンボールへの詰め方も重要
積み上げたときにつぶれにくいように、ダンボールに梱包するときに工夫しておくことができます。
ダンボール内に、空間が空いていると、その部分が弱くなって、上に乗せるとぐしゃっとなってしまうのです。
それで、程よくダンボール内の上まで物を入れてからフタを閉めると良いですね。
(関連して、「引っ越しの荷造りのコツ」の記事もどうぞ。)
また、運びやすいように、大きなダンボールに重たいものばかり詰めて、持ち上がらないほど重くしないようにすると、助かります。
重いものと軽いものを混ぜるか、重いものは少し小さめのダンボールに入れると良いでしょう。
また、軽いものをふわっと入れただけのダンボール類などは、少しまとめて置いておくと、積み込むときに最後に上の方などに入れやすくなりますね。
立体パズルのよう
引っ越しの荷物を積み込むときも、荷物を新しい家に収納するときにも、空いている空間を上手に使って入れていくのは、まるで立体パズルのようですね。
一連の引っ越し作業中に、空間認識能力が鍛えられて、頭が良くなりそうです。
とはいえ、荷物が多いほど複雑になり、荷物が少ないほうが作業しやすいので、立体パズルが得意な人でも、荷物を処分したり厳選して、少なくしておくほうがおすすめです。
※ 荷物を減らす記事
まとめ
重いものは下に、できるだけ同じような大きさや形のものをそろえて置き、崩れにくいように隙間を開けずに固定すると、運搬中に荷崩れしにくくなります。
また、荷造りの際には、運びやすいように重さをほどほどにし、軽い荷物を最後に入れやすいように分けて置いておくなどの工夫もできます。
そして、荷物はできるだけ少ないほうが引っ越しがラクですよ。
無事に引っ越しができるといいですね!
※ 引越しの一括見積もりについての記事
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