夏にエアコン(クーラー)を使うようになると、電気代が気になり始めますね。
他の電化製品についても、できれば電気代を節約していきたいですよね。
すべて省エネ製品に切り替えなくても、まずは使っていないところの電気を消すことを習慣すると、電気代の節約になります。
無駄な電力消費を抑えるだけならば、我慢することなく節電ができます。
極端に走って、灯りを消して懐中電灯で過ごすことまですると、不便なことも出てきますが、
「部屋を出るときに電源をオフにする」など、いつもと同じように生活しながらも、ちょっと工夫できることから試してみると良いと思います。
まずは取り組みやすいところから始めてみてはいかがでしょうか?
今回は、省エネ電球や、エアコンの設定、扇風機の活用など、いくつかの節電対策についてまとめてみたいと思います。
余分な灯りを消す
使っていない部屋の照明、エアコンなどを消しておきます。
部屋を出るときに、電気を消す習慣をつけましょう。
そうすれば、人がいないのに電気をつけっぱなしになっていたということを減らせます。
また、出かける前には照明、エアコン、ホットカーペット、電気ヒーターなどがつけっぱなしになっていないか確認するといいですね。
合わせて、ガスが消えているかも見ましょう。
ガス代の節約と兼ねて、暖房器具やコンロの火の消し忘れを見つけると火事の予防にもなります。
(関連して、「ガス代節約のコツーお風呂、調理で気をつけること」の記事もどうぞ。)
消費電力の少ない電球に交換する
最近では、同じ明るさでも、ワット数の少ない電球が開発されています。
照明は、よく使うものなので、省エネの電球に変えるだけで、いつものように使っていても節電効果があります。
節電タイプの電球は、従来の電球よりも割高ですが、節電効果で採算がとれることでしょう。
こうした高性能の電球は、交換までの寿命が長いものが多いので、しばらくは交換の手間も省けるので便利です。
電球を購入の際には、元々のワット数、電球の色、口径を確認しておくと、間違えずにすみますよ!
エアコンの設定温度
いつもよりクーラーの設定温度を2度ほど上げるだけで、節電効果があります。
省エネタイプのエアコンにすると、より消費電力を少なくできます。
エアコンを丸ごと買い換えると出費が大きいので、ちょうどエアコンを買い換えるタイミングか、新しく買うときに省エネタイプを選ぶといいでしょう。
エアコンのフィルター掃除
また、フィルターの掃除をこまめにしておくと、余分な電力をかけずにすみますし、カビ対策にもなります。
自分でもエアコンのフィルターを取り出して掃除機で吸ったり、水で流してホコリを洗い流すことができます。
さらにエアコン本体の奥の方は、特殊なクリーナーなどを使う必要があります。エアコンのカビが気になる時にはおすすめです。自力でできる人もいますが、自信がなかったりしたら、プロにエアコンクリーニングを依頼すると良いかもしれません。
エアコンの風もきれいになるので、清潔と電気代の節約が同時にかなって一石二鳥ですね。
※ ホコリとカビや掃除に関連する記事
冷暖房中は、窓やドアの開けっ放しに注意
窓やドアが開いていると、せっかくの冷たさや暖かさが逃げてしまって、余分に電力を使います。
部屋やベランダを行き来するときに、開けっぱなしにしてしまうクセのある人は、毎回閉める習慣に変えるといいですね。
【ドアの隙間から風が逃げるのを防ぐ】
すきま風の対策をすると、冷房の風が逃げにくくなり、クーラーの効きが良くなり、省エネ対策ができます。
冬場は、定期的に部屋の空気を入れ替えることも大切ですが、窓やドアの開けっぱなしは、エネルギーの無駄になるのでやめましょう!
カーペットの下に、断熱シート(とくに冬用)
冬場の床からの底冷えは、結構深刻です。
足元から、確かな冷えを感じます。
床のカーペットや、ホットカーペットの下に、一枚断熱シートをはさむと、かなりの保温効果があります。
(関連:断熱シート(アルミシート)で床からの冷えを防ぐ効果があるか)
電気代がかからずに、確実に寒さを軽減できるので、おすすめです。
フローリング床用のフロアマットも、騒音対策ができるだけでなく、断熱効果もあるので、冬の暖房を効率よくできるでしょう。
※ フローリングの関連記事
扇風機を活用
部屋の空気を循環させるのに、エアコンと併用して扇風機を使うと、エネルギー効率が良くなります。
エアコンをつけるまで暑くないときには、扇風機でしのぐこともできます。部屋のスペースを広く使いたいなら、コンパクトなサーキュレーターが使いやすいかもしれません。
部屋干しの洗濯物を乾かしのにも使えます。
【サーキュレーター】
プラズマクラスター機能のある扇風機も人気商品です。
自然の風が来るので、エアコンが苦手な人にも向いています。
【扇風機】
※ ひんやりグッズの関連記事
早寝早起きすると余分な電気を使わない
夜更かしせず、早めに寝ると余分な電力を使いません。
規則正しい生活は健康にもいいので、早寝早起きを習慣にしていきましょう。
夏の時期は、朝方はまだ涼しく活動しやすいので、仕事や家事や勉強もはかどります。
まとめ
最近では、省エネタイプの電化製品が増えてきていますので、同じ使用量でも、とくにエアコンなどの電気代は以前よりも安くなっていると思います。
省エネタイプの製品を選ぶことでも節電できますが、それ以外でも、使っていないところの電源を消して無駄を減らし、クーラーの温度設定を少し上げたり、ドアや窓を開けっぱなしでエアコンをかけないことも、節電につながります。
また、早寝早起きして電気も時間も効率よく使っていきたいですね。
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